*フォールド機関内部制度* ルナを初めとするディン、セヴェナ、レイナ、そしてリヴトが仕えている(いた)フォールド機関。 その制度を見ると、なかなか複雑なことになってます。 ●地位 (高)マスター←幹部リーダー(※本編で言うルナ)←幹部副リーダー(※本編で言うセヴェナ)←幹部一員(※本編で言うディン&レイナ)←第二席 (※本編で言うエリス&リィヤ)←第三席←第四席←第五席←第六席←第七席←特務席←雑務←下っ端←最下位←実験サンプル(低) となってます。 フォールド機関に入ったものはまず『下っ端』の地位から始まります。 下っ端の地位で使えないと判断されれば最下位にランクダウンし、功績が有ればランクアップ。偶に2ランクアップと言う事も有ります。 又フォールド機関の規則を破った物は『実験サンプル』という地位に落とされ悲惨な最期を迎える事になるのです。 ●人工人と‘プロジェクト’ フォールド機関は人間を‘創る’実験により‘人工人’を作り出しました。 彼等の間では他人の血とDMAを使って創る人工人を『ファースト・クロス・プロジェクト』通称『H.Kプロジェクト』と呼んでいます。 しかし最近になって新たな人工人技術も誕生。 オリジナルの‘魂’を使って創る人工人を『セカンド・フォアード・プロジェクト』通称『S.Hプロジェクト』と呼んでいます。 これらのプロジェクトにより人工人は多数生まれていますが、6割の確率で失敗する様です。 失敗した人工人。所謂‘失敗作’は心が荒んでいます。自分は何故足や手が無いのだろう。何故他の人と一緒の事が出来ないだろう。 そういう苛立ちや悲しみを宥める(ケアする)のは、実はマスターの仕事なのです。 マスターがこの仕事を手抜きすると、人工人の失敗作と称された彼等は怒りと悲しみで爆発してお互いを喰らい合い、とんでもない化け物に変身し ちゃうんです。名前は『アンチ・クォーター』。巨大化した失敗作達は怒りと悲しみを抑えられず、仲間を食い散らかした後に人間に襲い掛かります。 それを防ぐためにマスターはケアを欠かさずにしているのです。何百人という失敗作を相手にするマスターも案外苦労人。 ●幹部制度 幹部は基本4人。 リーダーになった物は金のブレス2つを腕に着けており、副リーダーになった物は銀のブレス2つを腕に嵌めています。 他の2人に関しては、銅のブレスを2つです。 このブレスが幹部の認識書となっており、幹部以下の地位の者が入れない『地下室』への出入りの鍵代わりとなっています。 また腕輪を身につけていた幹部が死ねば、腕輪もまた壊れるという仕組みです。という訳で幹部を殺して奪い取るなんて方法はまず無理です。 ていうかそんな事したら幹部達に返り討ちにされて死にます。 →世界観 →魔術・召喚術の仕組み ⇒BACK |