*魔術の仕組み* 魔術にはランクがあり、基本的にランクは4つ。 ランクが低い順に述べていけば、【基礎魔術】【中級魔術】【上級魔術】【最高位】。 基礎魔術に詠唱はないけど、中級から上は威力があがりますが詠唱が付きます。 そして最高位に近付くにつれ、詠唱も長くなっていくのです。 また、魔術には属性があり、属性は全部で13元素。 属性の種類は主に【火、雷、水、氷、風、草、地、土、光、詩(うた)、星、闇、無属性】。 13元素の中での基本は6元素。基本となる6元素から魔術は成り立っています。 その6元素は【火、水、風、地、光、闇】。 この6元素から残りの7元素が誕生。 火は雷属性を生み出し。 水は氷属性を生み出し。 風は草属性を生み出し。 地は土属性を生み出し。 光は詩属性、星属性を生み出し。 闇、光が無属性を生み出しました。 以下は6元素以外の7元素(氷、雷、詩、星、草、土、無)の説明です。 ☆氷属性☆ 水から生まれた属性です。氷は他の魔術と比べて異種な物が多いのが特徴。 氷柱から水を生成したり、主に生成系がメインとなります。 勿論、ちゃんとした攻撃技もありますが、詠唱がやたらと長いので使う人間はほとんどいないです。 ☆雷属性☆ 火から生まれた属性です。雷属性は様々な種類があり、大体2つに分けられます。 1つは雷そのもので敵を攻撃する技で、もう1つは天候自体を操って攻撃する技です。 ☆詩属性☆ 光から生まれた属性です。詠唱が【詩(うた)】で語られる珍しい属性になります。 だからやたらと詠唱が長いんだけど、威力は恐らく光の最高位「エスペランサ」に匹敵、又はそれ以上。 ほぼ最強といえるので、得なのか損なのか。 ☆星属性☆ 詩に同じく光から生まれた属性です。星に関連する技を繰り出します。 例えば隕石を降らせたりとかも出来ますが、広い範囲に被害があるので仲間とか居る人には向かないです。 ちなんでこの星元素に「基礎魔術」はないです。あるのは中級から。 ☆草属性☆ 風から生まれた属性です。主に植物を操る系。 森などのフィールドではこれが凄く役に立ちますけど、植物関連が無い場所では全く意味の成さない技。 これも「基礎魔術」は存在しません。あるのは中級から。 ☆土属性☆ 地から生まれた属性です。地とは似て否なる技を繰り出します。 地属性は「大地」そのものを使って攻撃します、土属性は身近にある「土」「石ころ」等を使って発動したりするんです。 が、基本技自体に違いはそんなにない。 ☆無属性☆ 光と闇から生まれた属性です。 この無属性っていうのは特別級な技で、詠唱は一切ないですが攻撃する技は皆無。 主に回復、味方の援護に使われる物になります。だから攻撃技は本当に一切ないんです。 ちなんで上級、中級、基礎などのランクも無く、誰でも気軽に使える技。 また、これらの魔術を極めた物には、『賢者』というランクを手に入れる為の資格を与えられます。 賢者への採用試験に参加できる人数は毎年50人。優れた人にのみフィリティア機関が直々に手紙を送る事になってます。 試験に参加するか否かは自由ですが、参加し合格する事が出来れば図書館の閉鎖書物を読む事が出来たり、フィリティア機関の一員でなくても 機関内を自由に動き回ることが出来たりと得な事が付きます。 但し!合格できるのは5年に1人ぐらいの確率。試験の内容は相当厳しく構成されています。 それに合格し賢者の称号を手に入れれば、一般人からは恐れられる事になります。メリットとデメリットの差が激しい地位と言えるのです。 数少ない世界の賢者の中で、最も優れているとされるのは‘ティアナグナ・アーチ’と呼ばれる女性ですが、 彼女が何処に居るのか、現在は消息不明。恐らくは身を隠しているのだと思われてます。 彼女に弟子入りしたい人は何人か居るんですが、実際彼女の弟子になれたのは数人程度です。 *召喚術の仕組み* 魔術との違いは、フレイリー族以外の種族が使える術であるという事です。 主に人間やラズライ族が好んで使いますが、フレイリー族が使えないという訳では有りません。 使おうと思えば使えますがフレイリー族が召喚術を使うと大抵は魔術エネルギーのほとんどを奪われ最悪死んでしまうので、使おうとするフレイリ ー族は少ない。使える人もまれに居ますが。 因みに召喚術はこの世界とは違う‘魔界’と呼ばれる世界から神話や御伽噺の魔物を召喚する技。 魔術にランクはないんですが、召喚術師自体にランクは存在して居ます。 ランクは 『無印』⇒『ace』⇒『ace+』⇒『knight of ace』⇒『ace of ace』⇒『queen of ace』⇒『king of ace』 (※右に行く程ランクが高い。最高は『king of ace』) て感じです。 自分の位置するランクによって召喚できる魔物の位が定まっています。 まともに全部のモンスターを召喚できるのは『knight of ace』の地位になってから。 けどほとんどの人は『ace+』でランクを留めています。それ以上の地位に立つ人間はごく僅か。 要は『ace+』以上の地位は上の魔術の仕組みで説明した「賢者」みたいな物です。 →世界観 →フォールド機関内部制度 ⇒BACK |