――この世界にはどれだけの悲しみと憎しみが溢れているのだろう――
2人の‘裏切り’、BLACK SHINEリーダーの‘発覚’、そして夢喰いの‘復活’…。
結局。何も救えず、止めることさえ出来なかった。
それでもこの運命を足掻くあたし達は――辿り着いた結末で笑えるんだろうか…。
―第Y章【混沌に墜ちる詩(リスティニア)】―
NO99【Let your die!!】
あたし達は結局、誰も救えていなかった。
これはその罰と報いの末路。
NO100【哀願華】
「…唯……守りたかったの…」
「……本気だ。アイツがBLACK SHINEリーダー何だよ」
NO101【十字架】
BLACK SHINEリーダーと、あたし達の思い。
それは何処までも平行で、決して交わる事のない決意。
NO102【血肉の仮面】
垢を喰らう憎しみの王。
NO103【破調】
「…遂に、頭まで可笑しく…なった?」
「俺達は結局…夢喰いの復活を阻止出来なかったんだな…」
NO104【破壊神】
全てを飲み込む深淵の闇。
NO105【‘ありがとう’】
最初で最後の、最高の仲間達へ。
NO106【管理者-ビテュオ・リーシス-】
‘ヒオリ’と‘シルスティア’。
それは運命から逃亡し、愛し合った2人の罪の歌。
――王によって語られる、全ての‘はじまり’の物語。
NO107【ウィンドブレス】
白銀に包まれたネメシスの石発祥の地。
NO108【術式解呪烙印】
「…何か良くない事が起きるのね?」
「――望んだのは、お前だ」
NO109【刻印】
そう。これがあたしの選んだ道。
NO110【クライステリア・ミコト神殿】
「壊れたのね。ネメシスの石も」
「夢喰いを封じる方法を、聞こうと思ってます」
NO111【Twilight】
繰り返してはいけない。だから忘れてはいけない。
――それはあの日の分岐点。もう一つの結末の果て。
NO112【桃源郷】
それぞれの想い。
NO113【紅蓮の塔】
「大丈夫。ホントに平気だから」
「――気をつけて」
NO114【ゲリオン・テリア】
心龍からの挑戦。
NO115【褪め無き悪夢の序章曲】
それは誰にでも存在する裏の姿。
光に寄り添う、影の部分――‘心の闇’。
NO116【‘王’の闇】
「お前はまだ世界を知らずにいる…」
「――お、父さん」
NO117【‘男’の闇】
「――どうして此処に」
「何処か遠くに逃げない?2人きりで――」
NO118【‘少女’の闇】
「俺達は散々罪を償って来たじゃねえか」
「…あたし、は」
NO119【‘青年’の闇】
「今まで何もかもお前に背負わせてごめん」
「俺こそごめんね。リト。――まだ、そっちに行けそうにない」
NO120【‘彼女’の闇】
「どうせ世界は崩落する。俺達がする事は無意味なんだ」
「レインは、私と似てるんだよね」
NO121【‘彼’の闇】
「救えたモノより救えないモノの数が多ければ、きっと意味が無い」
「世界も、お前も救う。――それが俺の答えだ」
NO122【‘わたし’の闇】
「ずっと逃げてた。ぶつかる事を恐れてた。
そう。それはきっと―――」
NO122,5【あとがき】
Y章あとがき、裏設定。その他色々。
NO122,9【間幕】
キャラの馬鹿話。
偶にネタバレってる子が居ますが基本は唯の会話。
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